キッスメール物語

〜出会いの物語〜
うーーん。良い天気。
ぽかぽか陽気に誘われてお昼休みに会社の外へ出た、あゆ。
勢い余って・・・ドスン!
「大丈夫ですか?」
ぶつかった相手が心配そうにあゆの顔をのぞく。
ドキ!!
朝出勤前のテレビの星占いを思い出した。
(運命の出会いが訪れます)
彼も、実はあゆの事が気になったようだ。一瞬でお互いを意識したのだ。
「えと、あの・・・」あゆは自己紹介しようとしたが、それも変だ。
彼が急に
「メ、メールもらえませんか。実は今ボールペンも何も持っていなくて、覚えて下さい!」
「は。。はいっ」あゆもまた、筆記用具を持って出ていなかった。社会人失格だぞ、二人とも。
「僕のメアドは、tahahashi@*****.ne.jpです」
「はぁ???ちょ、ちょっと待って、そんなの覚えられないわ」
「じゃあ、ゆっくりもう一度」
「いい。私のを教えるから。AYU@Winkme.net」
「えっ?それだけ、簡単だね」

その日、あゆに素敵なメールが届いたのは、言うまでもない。
いいなぁ
〜大好きなあの人の名前〜
智子には、高校入学当時から、大好きな人がいた。彼の名前は和良。みんなカズと呼んでいる。
彼に想いを伝えたい。でも勇気が無い。
そんな時にキッスメールを知った。
(もしかしたら、彼と結ばれるおまじないになるかも)
そして、智子が申し込んだのは、
KAZU@sukidayo.net
カズ、好きだよ。。。
友達にはそのメールアドレスを教えた。
そして。。。

その後、智子の通っている学校では、Sukidayo.netで、好きな人のメールアドレスを使うと
恋が叶うと、噂になったのは、言うまでもない。
ほんとに?
〜じゃんじゃん教えよう〜
ねぇ。お前のメアド何?えっ、まじ??めだま親父?
めだま親父。
ネズミ男。
のメールアドレスが使えるのはキッスネーム倶楽部だけ。
ゆかいな、妖怪の名前、みんなに自慢したくなるじゃろう。

ぶるぶる〜
〜ほかにも〜
好きなアイドルでも、グループでも、
応援しているサッカーチームの名前でも、
大好きなペットの名前でも。

キッスメールを楽しもう。


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